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JP 4204503 B2 2009.1.7
に2〜4質量倍のエタノールを添加して0〜24時間冷蔵・静置した後、遠心して沈殿物
を回収・乾燥することにより粗フコイダンを得ることができる。上記のようにして得られ
た粗フコイダンは、必要に応じて精製してもよい。精製方法としては、上記粗フコイダン
を30〜100質量倍の脱塩水に溶解後、塩化セチルピリジニウムを1〜6質量%、好ま
しくは2〜5質量%になるように添加して、室温で10〜20時間撹拌した後、遠心して
沈殿物を回収する。この沈殿物を2〜60質量倍の4M塩化カルシウム液に溶解させ、不
溶物を濾過により除去した後、2〜3質量倍のエタノールを加えて撹拌した後、4〜25
℃
で2〜8時間静置し、遠心して沈殿物を回収・乾燥することにより精製フコイダンを得
ることができる(Agricultural and Biological Chemistry Vol.30, No.5, p.495−499,
1
966参照)。なお、フコイダンは各社から市販されており、例えば、商品名「フコイダン
YSK」(焼津水産化学工業株式会社製)などを用いることができる。
0036】
また、アンセリンは、イミダゾール化合物の1種であり、魚肉、鶏肉、畜肉等から水抽
10
20
30
40
50
【
出、熱水抽出、アルコール抽出、超臨界抽出等の方法により抽出したエキスを精製するこ
とにより得ることができる。すなわち、常法に従ってカツオ、マグロ、ウシ、ニワトリ等
の肉からエキスを調製し、適宜水を加えて該エキスのブリックス(Bx.)を1〜10%
に調整した後、限外濾過膜(分画分子量5,000〜50,000)を用いて高分子タン
パク質を除去し、低分子ペプチド画分を回収する。次いで、文献(Suyama et al
:Bull.
Japan. Soc. Scient. Fish., 33, 141-146, 1967)の方法に従って、適宜濃縮した低分子
ペプチド画分を、強酸性樹脂を用いたイオン交換クロマトグラフィーに供し、溶出液を回
収する。そして、この溶出液を脱塩した後pH調整し、凍結乾燥等により乾燥して得るこ
とができる(特開2002−338473号公報、特開2002−173442号公報等
参照)。なお、アンセリンは各社から市販されており、例えば、商品名「マリンアクティ
ブ」(焼津水産化学工業株式会社製)等を用いることができる。
【
0037】
また、シムノールサルフェートは、深海ザメの胆汁の一成分であり、深海ザメの肝臓又
は胆嚢から特表平2−503554号公報に記載された方法にしたがって抽出することが
できる。なお、シムノールサルフェートは各社から市販されており、例えば、商品名「シ
ムノールサルフェート」(焼津水産化学工業株式会社製)などを用いることができる。
【
0038】
また、酵母エキスは、例えば、ビール酵母、ワイン酵母、パン酵母、清酒酵母等を原料
として公知の方法にしたがって得ることができる。なお、酵母エキスは、各社から市販さ
れており、例えば、商品名「アロマイルド」(株式会社興人社製)、商品名「海洋酵母エ
キスパウダー」(明王物産株式会社製)等を用いることができる。
【
0039】
また、海藻抽出物は、渇藻類(例えば、モズク、コンブ、ワカメ、ヒジキ、カジメ、ア
ラメ等)、紅藻類(例えば、ノリ、テングサ、マフノリ、ツノマタ、オゴノリ、エゴノリ
等)、緑藻類(例えば、アオノリ、アオサ、ヒトエグサ、ミル、カワノリ等)等の食用に
用いることが可能な海藻を、水抽出、熱水抽出、アルコール抽出、又は超臨界抽出等の方
法により抽出を行い、適宜濃縮及び粉末化をすることにより得ることができる。なお、海
藻抽出物として、市販されている海藻エキスを用いてもよく、例えば、商品名「昆布エキ
スF No.500」(焼津水産化学工業株式会社)、商品名「昆布エキスパウダーYK
」
【
(焼津水産化学工業株式会社)等を用いることができる。
0040】
また、海洋深層水由来ミネラルは、水深200m以深より採取される海水から電気透析
等の脱塩操作により塩化ナトリウムのみを除去して得られるミネラル画分を、適宜濃縮、
乾燥粉末化することにより得ることができる。このようにして得られる海洋深層水由来ミ
ネラルには、マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム、亜鉛等が含まれている
。
【
0041】