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((
57) [索賠]  
權利要求 1]  
一種用於生髮或生髮的組合物,作為活性成分的N-乙酰膠。  
以含有來自魚的高斯胺和膠原蛋白肽為特徵的口服  毛髮生長
[
[
頭髮生長成分。  
權利要求 2]  
來源於魚的膠原蛋白肽的平均分子量為1,000至10,000。  
2.根據權利要求1所述的經口攝取用生髮/生髮組合物。  
[
權利要求 3]  
來自魚的膠原蛋白肽的游離氨基酸含量為1質量%以下,砷含量為2p。  
十  
3.根據權利要求1或2所述的經口攝取用生髮/生髮組合物,其為pm以下。  
[
權利要求 4  
此外,幾丁質寡糖、鯊魚軟骨提取物、褐藻糖膠、鵝氨酸、辛諾磺  
鎂  、鈉、蚊子、酵母提取物、海藻提取物和深海水
選自選自鋨、鉀和鋅中的至少一種礦物質  1
4.根據權利要求1~3中任一項所述的經口攝取用生髮/生髮組合物,其含有種子以上。  
[
[
[
[發明詳述]  
技術領域】  
0001]  
本發明含有N-乙酰氨基葡糖和膠原肽作為活性成分。  
20  
((
2)  
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経口摂取することにより育毛・養毛効果が期待できる育毛・養毛組成物、及び該組成物  
を含有する飲食品に関する。  
背景技術】  
0002】  
現代社会において、人々は様々なストレスに曝されることが増え、また、食生活をはじ  
めとした生活習慣も不規則になりがちであり、それに伴い薄毛や脱毛等の頭髪に対する不  
安も増加している。このような頭髪に関する不安は、これまで中高年の男性を中心とする  
ものであったが、近年の社会環境の変化により、その範囲が若年層や女性にも広がりつつ  
あり、育毛剤や養毛剤に対する注目は一段と高くなっている。  
0003】  
10  
20  
30  
40  
50  
そのため、より高い効果を有する育毛剤や養毛剤等の開発が盛んに行われている。例え  
ば、現在使用されている多くの外用の育毛剤や養毛剤は、その有効成分として、ホルモン  
類、ビタミン類、アミノ酸類、血管拡張剤、抗炎症剤等が使用されている。  
0004】  
一方、内服用の育毛剤、養毛剤としては、例えば、下記特許文献1には、エンメイソウ  
オタネニンジン、オトギリソウ、サルビア、ボダイジュ、ラカンカ、コンブ、ヒジキ、  
ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の植物抽出物を含有することを特徴とする育毛養  
毛用飲食品が開示されており、該飲食品は、更に絹蛋白質、ケラチン蛋白質、コラーゲン  
蛋白質から選ばれる1種以上の蛋白質分解物を含むことができる旨が記載されている。  
0005】  
また、下記特許文献2には、大豆サポニンを必須成分とし、これに分子量が200〜1  
000の,コラーゲン蛋白の加水分解物、分子量が200〜10000の,ケラチン蛋  
白の加水分解物、および含硫アミノ酸から選ばれる一種または二種以上を含有することを  
特徴とする育毛養毛用食品が開示されている。  
0006】  
また、下記特許文献3には、少なくとも1種の酵母または酵母抽出物、少なくとも1種  
のビタミン類および少なくとも1種のミネラルを含有することを特徴とする育毛および/  
または発毛用栄養補助食品が開示されている。  
0007】  
また、下記特許文献4には、ローヤルゼリーを有効成分として含有することを特徴とす  
る経口摂取用育毛剤が開示されている。  
0008】  
また、下記特許文献5には、キビ、イチョウ葉抽出物及びイソフラボンを含有すること  
を特徴とする食品組成物が開示されており、該組成物を摂取することにより効果的に薄毛  
及び抜け毛の改善効果を発揮する旨が記載されている。  
0009】  
また、下記特許文献6には、ヒアルロニダーゼ活性阻害成分、及び、ヒアルロン酸合成  
促進成分の少なくとも1種を含有することを特徴とする養育毛剤が開示されている。そし  
て、前記ヒアルロニダーゼ活性阻害成分として、クロモグリク酸、トラニラスト、アンレ  
キサノックス、レピリナスト、ペミロラスト、ケトチフェン、アゼラスチン、メキタジン  
オキサトミド、エピナスチン、エメダスチン、ラブドシン、及び、これらの塩、並びに  
インターαトリプシンインヒビター及びその分解断片が例示されている。また、前記ヒ  
アルロン酸合成促進成分として、N−アセチルグルコサミン、N−アセチルガラクトサミ  
ン、D−グルコン酸、D−グルクロン酸、D−ガラクツロン酸が例示されている。更に、  
該養育毛剤は栄養飲料、食品等の用途にも用いることができる旨が記載されている。  
特許文献1】特開2001−321121号公報  
特許文献2】特許第3407064号公報  
特許文献3】特開2001−142号公報  
特許文献4】特開平8−104644号公報  
特許文献5】特開2001−238637号公報  
(
3)  
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特許文献6】特開2003−81778号公報  
発明の開示】  
発明が解決しようとする課題】  
0010】  
しかしながら、従来の外用の育毛剤や養毛剤は、皮膚刺激などの安全面における不安や  
有効な成分であっても皮膚からの摂取量には限界があるなどの理由から十分な育毛・養  
毛効果が得られず、その効果は決して満足のできるものではなかった。  
0011】  
また、内用の育毛剤や養毛剤についても、その効果が不十分であるなどの理由から市場  
に出ているものは依然として少ない状況であった。  
10  
20  
30  
40  
50  
0012】  
したがって、本発明の目的は、安心・手軽に摂取することができ、且つ十分な育毛・養  
毛効果が期待できる経口摂取用育毛・養毛組成物、及び該組成物を含有する飲食品を提供  
することにある。  
課題を解決するための手段】  
0013】  
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、カニ、エビ等の甲殻類  
の他、昆虫、真菌類等に含まれる多糖類として自然界に広く分布しているキチン質の構成  
糖であるN−アセチルグルコサミンと、魚類由来のコラーゲンペプチドとを併用すること  
により優れた育毛・養毛効果が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。  
0014】  
すなわち、本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物は、育毛又は養毛のために用いられる  
組成物であって、有効成分として、N−アセチルグルコサミンと、魚類由来のコラーゲン  
ペプチドを含有することを特徴とする。  
0015】  
本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物は、N−アセチルグルコサミンと魚類由来のコラ  
ーゲンペプチドとを有効成分として含有することにより、これらの成分の相乗効果によっ  
て優れた育毛・養毛効果が期待できる。  
0016】  
本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物においては、前記魚類由来のコラーゲンペプチド  
の平均分子量が1,000〜10,000であることが好ましい。  
0017】  
この態様によれば、低粘度で様々な飲食品に配合可能な経口摂取用育毛・養毛組成物を  
提供できる。  
0018】  
また、前記魚類由来のコラーゲンペプチドは、遊離アミノ酸含量1%以下、ヒ素含量2  
ppm以下であることが好ましい。  
0019】  
この態様によれば、魚特有の味や臭いがなく、安全性の高い経口摂取用育毛・養毛組成  
物を提供できる。  
0020】  
更に、キチンオリゴ糖、サメ軟骨抽出物、フコイダン、アンセリン、シムノールサルフ  
ェート、酵母エキス、海藻抽出物、及び海洋深層水由来のマグネシウム、ナトリウム、カ  
ルシウム、カリウム及び亜鉛より選ばれる少なくとも一種であるミネラルから選ばれる1  
種以上を含有することが好ましい。  
0021】  
この態様によれば、上記各成分と、N−アセチルグルコサミン及び魚類由来のコラーゲ  
ンペプチドとの相乗効果によって、より優れた育毛・養毛効果が期待できる経口摂取用育  
毛・養毛組成物を提供できる。  
発明の効果】  
(
4)  
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0024】  
本発明によれば、N−アセチルグルコサミンと魚類由来のコラーゲンペプチドとを有効  
成分として含有させることにより、安心・手軽に摂取することができ、薄毛や脱毛等に対  
する優れた予防効果が期待できる経口摂取用育毛・養毛組成物を提供することができる。  
発明を実施するための最良の形態】  
0025】  
本発明で用いられるN−アセチルグルコサミンの起源は特に限定されないが、例えば、  
カニやエビなどの甲殻類から得られたキチンを原料として、特公平5−33037号公報  
特開2000−281696号公報等に記載されている方法にしたがって得ることがで  
きる。  
0026】  
すなわち、カニ、エビなどの甲殻類の殻から調製された多糖類キチンを、酸で部分加水  
10  
20  
30  
40  
50  
分解して得られるN−アセチルキトオリゴ糖含有混合物に、N−アセチルキトオリゴ糖に  
対して加水分解能を有する酵素(例えば、リゾチウム、キチナーゼ、キトビアーゼ等)を  
作用させて分解する方法等により得ることができる。このようにして得られたN−アセチ  
ルグルコサミンは化学合成を行っていない天然型であるため、食品としてより安全に摂取  
することができる。なお、上記のようにして製造された天然型のN−アセチルグルコサミ  
ンは市販されており、例えば、商品名「マリンスウィート」(焼津水産化学工業株式会社  
製)などを用いることができる。  
0027】  
次に本発明で用いられる魚類由来のコラーゲンペプチドとは、魚類由来のコラーゲンを  
タンパク加水分解酵素等で処理して得られるペプチドであり、平均分子量(数平均分子量  
が1,000〜10,000のものが好ましく用いられる。原料(コラーゲン)の起源  
は、近年の狂牛病、豚口蹄疫病、鳥インフルエンザ等の影響により、牛、豚、鶏由来のも  
のは敬遠される傾向があるため、より安全性の高い魚類由来のコラーゲンとする。  
0028】  
本発明においては、遊離アミノ酸含量1質量%以下、ヒ素含量2ppm以下である魚類  
由来コラーゲンペプチドが好ましく用いられる。このようなコラーゲンペプチドは、特開  
003−238597号公報に記載されている方法にしたがって得ることができる。す  
なわち、例えば、カツオ、マグロ、カジキ、タラ、アジ、サバ、サケ、マス、サンマ、ウ  
ナギ、ティラピア、カワハギ、ハタ、オヒョウ、カレイ、ヒラメ、ニシン、イワシ、ティ  
ラピア、サメ、エイ、フグ、ブリ、カサゴ、メバル等から得られる魚皮及び/又は魚骨に  
水を加えて加熱抽出又は加圧加熱抽出することにより、魚類由来のコラーゲンを抽出す  
る。  
0029】  
上記のコラーゲンを含む抽出物を、タンパク加水分解酵素で処理してコラーゲンをペプ  
チド化する。上記タンパク加水分解酵素は特に制限されず、中性プロテアーゼ、アルカリ  
性プロテアーゼ、酸性プロテアーゼ、あるいはそれらを含有する酵素製剤などを用いるこ  
とができる。  
0030】  
上記の工程で得られた酵素分解物を逆浸透膜処理して濃縮液を回収する。逆浸透膜とし  
ては、食塩阻止率が10〜50%のものが好ましく用いられる。このような逆浸透膜とし  
ては、例えば、商品名「NTR−7410」、商品名「NTR−7430」、商品名「N  
TR−7450」(いずれも日東電工製)等が挙げられる。なお、濃縮の際に、適宜加水  
しながら、元液量の1〜10倍量、好ましくは3〜5倍量の水を加えて液を透過させるこ  
とが好ましい。加水操作を繰り返すことにより、不純物をより効率よく除去することがで  
き、魚特有の風味の軽減すると共により安全性の高いコラーゲンペプチドを得ることがで  
きる。上記のようにして得られた濃縮液(コラーゲンペプチド)は、そのまま用いてもよ  
く、適宜乾燥して粉末化してから用いてもよい。なお、魚類由来のコラーゲンペプチドは  
各社から市販されており、例えば、商品名「マリンマトリックス」(焼津水産化学工業株  
(
5)  
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式会社製)などを用いることができる。  
0031】  
本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物におけるN−アセチルグルコサミンと、魚類由来  
のコラーゲンペプチドの配合量は、組成物の製剤形態にもよるが、N−アセチルグルコサ  
ミン0.1〜80質量%、魚類由来のコラーゲンペプチド0.1〜80質量%が好ましく  
N−アセチルグルコサミン1〜50質量%、魚類由来のコラーゲンペプチド1〜50質  
量%がより好ましい。  
0032】  
本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物は、その他の有効成分として、キチンオリゴ糖、  
サメ軟骨抽出物、フコイダン、アンセリン、シムノールサルフェート、酵母エキス、海藻  
抽出物、及び海洋深層水由来のミネラルから選ばれる1種以上を含有することが好ましい  
10  
20  
30  
40  
50  
これらの成分を併用することにより、N−アセチルグルコサミン及び魚類由来のコラー  
ゲンペプチドとの相乗効果によって、より優れた育毛・養毛効果が期待できる。  
0033】  
例えば、キチンオリゴ糖は、カニ、エビ等の甲殻類の殻等から常法によって調製される  
キチンを、化学的又は生化学的に処理することによって得ることができる。すなわち、キ  
チンを酸又は酵素によって部分加水分解し、必要に応じてその分解物からカラムクロマト  
グラフィーや溶剤分画等の方法によって所望の重合度のものを分画、精製することにより  
得ることができる。キチンオリゴ糖の重合度は、通常2〜7糖程度のもの、すなわちN−  
アセチルキトビオース、N−アセチルキトトリオース、N−アセチルキトテトラオース、  
N−アセチルキトペンタオース、N−アセチルキトヘキサオース、N−アセチルキトヘプ  
タオースが好ましく、この中の1種又は2種以上の混合物が好ましく用いられる。なお、  
キチンオリゴ糖又はその混合物は、各社から市販されており、例えばNA-COS-Y」(商品  
名、焼津水産化学工業株式会社製)などを用いることができる。  
0034】  
また、サメ軟骨抽出物は、分子量10万から数10万程度の多糖類であるコンドロイチ  
ン硫酸ナトリウムを主要成分として含むものであり、サメのヒレ等のサメ軟骨原料から、  
公知の方法にしたがって得ることができる。本発明においては、特開2002−2819  
5号公報に記載された方法にしたがって得られたものが好ましく用いられる。すなわち  
サメ軟骨原料を水で洗浄した後、該サメ軟骨原料からアルカリ液で抽出する方法、蛋白  
質分解酵素を用いる方法、熱水で抽出する方法等によりサメ軟骨抽出液を抽出する。得ら  
れたサメ軟骨抽出液をそのまま、又は蛋白質加水分解酵素を用いて酵素分解した後、例え  
ば、活性炭、アルミナ、シリカゲル、活性白土等の固体吸着剤を用いて脱色、脱臭する。  
そして、脱色、脱臭したサメ軟骨抽出液、又はその酵素分解液を好ましくは食塩阻止率1  
〜60%のNF膜を用いて分離膜処理することにより、ヒ素含量が低く、かつ異味、異  
臭のないサメ軟骨抽出物を得ることができる。なお、サメ軟骨抽出物は各社から市販され  
ており、例えば、商品名「マリンカーティリッジP」(焼津水産化学工業株式会社製)、  
商品名「マリンカーティリッジ40」(焼津水産化学工業株式会社製)等を用いることが  
できる。  
0035】  
また、フコイダンは、モズク、コンブ、ワカメ、ヒジキ等の褐藻類に含まれる硫酸化多  
糖類(硫酸化フコースポリマー)の一種であり、上記原料の海藻から公知の方法にしたが  
って得ることができる。すなわち、上記原料に、無機酸(例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リ  
ン酸等)又は有機酸(例えば、酢酸、クエン酸、シュウ酸、コハク酸、ギ酸、プロピオン  
酸等)の水溶液を、pH1〜5、原料濃度が乾燥物として0.1〜3質量%となるように  
加え、10〜100℃にて0〜24時間撹拌して抽出する方法が挙げられる。好ましくは  
上記原料に、塩酸を、pH2〜3、原料濃度が乾燥物として2〜3質量%となるように  
加え、20〜30℃にて15〜20時間抽出する。更に好ましくは、ミキサーなどで原料  
を粉砕してから抽出を行う。このようにして得られた抽出液を濾過して、アルカリ剤によ  
りpH7〜8に中和後、固形分濃度が1〜30質量%になるまで減圧濃縮する。該濃縮液  
(
6)  
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に2〜4質量倍のエタノールを添加して0〜24時間冷蔵・静置した後、遠心して沈殿物  
を回収・乾燥することにより粗フコイダンを得ることができる。上記のようにして得られ  
た粗フコイダンは、必要に応じて精製してもよい。精製方法としては、上記粗フコイダン  
を30〜100質量倍の脱塩水に溶解後、塩化セチルピリジニウムを1〜6質量%、好ま  
しくは2〜5質量%になるように添加して、室温で10〜20時間撹拌した後、遠心して  
沈殿物を回収する。この沈殿物を2〜60質量倍の4M塩化カルシウム液に溶解させ、不  
溶物を濾過により除去した後、2〜3質量倍のエタノールを加えて撹拌した後、4〜25  
で2〜8時間静置し、遠心して沈殿物を回収・乾燥することにより精製フコイダンを得  
ることができる(Agricultural and Biological Chemistry Vol.30, No.5, p.495499,  
1
966参照)。なお、フコイダンは各社から市販されており、例えば、商品名「フコイダン  
YSK」(焼津水産化学工業株式会社製)などを用いることができる。  
0036】  
また、アンセリンは、イミダゾール化合物の1種であり、魚肉、鶏肉、畜肉等から水抽  
10  
20  
30  
40  
50  
出、熱水抽出、アルコール抽出、超臨界抽出等の方法により抽出したエキスを精製するこ  
とにより得ることができる。すなわち、常法に従ってカツオ、マグロ、ウシ、ニワトリ等  
の肉からエキスを調製し、適宜水を加えて該エキスのブリックス(Bx.)を1〜10%  
に調整した後、限外濾過膜(分画分子量5,000〜50,000)を用いて高分子タン  
パク質を除去し、低分子ペプチド画分を回収する。次いで、文献Suyama et al  
Bull.  
Japan. Soc. Scient. Fish., 33, 141-146, 1967)の方法に従って、適宜濃縮した低分子  
ペプチド画分を、強酸性樹脂を用いたイオン交換クロマトグラフィーに供し、溶出液を回  
収する。そして、この溶出液を脱塩した後pH調整し、凍結乾燥等により乾燥して得るこ  
とができる(特開2002−338473号公報、特開2002−173442号公報等  
参照)。なお、アンセリンは各社から市販されており、例えば、商品名「マリンアクティ  
ブ」(焼津水産化学工業株式会社製)等を用いることができる。  
0037】  
また、シムノールサルフェートは、深海ザメの胆汁の一成分であり、深海ザメの肝臓又  
は胆嚢から特表平2−503554号公報に記載された方法にしたがって抽出することが  
できる。なお、シムノールサルフェートは各社から市販されており、例えば、商品名「シ  
ムノールサルフェート」(焼津水産化学工業株式会社製)などを用いることができる。  
0038】  
また、酵母エキスは、例えば、ビール酵母、ワイン酵母、パン酵母、清酒酵母等を原料  
として公知の方法にしたがって得ることができる。なお、酵母エキスは、各社から市販さ  
れており、例えば、商品名「アロマイルド」(株式会社興人社製)、商品名「海洋酵母エ  
キスパウダー」(明王物産株式会社製)等を用いることができる。  
0039】  
また、海藻抽出物は、渇藻類(例えば、モズク、コンブ、ワカメ、ヒジキ、カジメ、ア  
ラメ等)、紅藻類(例えば、ノリ、テングサ、マフノリ、ツノマタ、オゴノリ、エゴノリ  
等)、緑藻類(例えば、アオノリ、アオサ、ヒトエグサ、ミル、カワノリ等)等の食用に  
用いることが可能な海藻を、水抽出、熱水抽出、アルコール抽出、又は超臨界抽出等の方  
法により抽出を行い、適宜濃縮及び粉末化をすることにより得ることができる。なお、海  
藻抽出物として、市販されている海藻エキスを用いてもよく、例えば、商品名「昆布エキ  
スF No.500」(焼津水産化学工業株式会社)、商品名「昆布エキスパウダーYK  
(焼津水産化学工業株式会社)等を用いることができる。  
0040】  
また、海洋深層水由来ミネラルは、水深200m以深より採取される海水から電気透析  
等の脱塩操作により塩化ナトリウムのみを除去して得られるミネラル画分を、適宜濃縮、  
乾燥粉末化することにより得ることができる。このようにして得られる海洋深層水由来ミ  
ネラルには、マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム、亜鉛等が含まれている  
0041】  
(
7)  
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本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物における上記各成分の配合量は組成物の製剤形態  
により適宜設定できるが、通常、0.1〜50質量%が好ましく、0.5〜30質量%が  
より好ましい。  
0042】  
本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物は、N−アセチルグルコサミン及び魚類由来のコ  
ラーゲンペプチドと、適宜キチンオリゴ糖、サメ軟骨抽出物、フコイダン、アンセリン、  
シムノールサルフェート、酵母エキス、海藻抽出物、及び海洋深層水由来のミネラル等を  
混合して得ることができる。また、必要に応じて、賦形剤、各種ビタミン類、糖類、香料  
等を配合することもできる。  
0043】  
10  
20  
30  
40  
本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物の製剤形態は特に制限はなく、溶液、粉末、顆粒  
錠剤、カプセル剤等の形態をとることができる。  
0044】  
本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物の有効摂取量は、N−アセチルグルコサミン換算  
で100〜15,000mg/日、魚類由来のコラーゲンペプチド換算で100〜20,  
00mg/日が好ましく、N−アセチルグルコサミン換算で500〜1,500mg/  
日、コラーゲンペプチド換算で500〜5,000mg/日がより好ましい。また、キチ  
ンオリゴ糖、サメ軟骨抽出物、フコイダン、アンセリン、シムノールサルフェート、酵母  
エキス、海藻抽出物、及び海洋深層水由来のミネラル等を併用する場合、これらの成分に  
ついては、100〜10,000mg/日が好ましく、100〜1,000mg/日がよ  
り好ましい。  
0045】  
本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物は、そのまま摂取してもよいが、様々な飲食品に  
配合することもできる。飲食品の種類及び形態については特に制限はなく、例えば、飲料  
焼き菓子、冷菓、錠菓、キャンディー、グミ、ゼリー、キャラメル、ジャム、チョコレ  
ート、ガム、和菓子、スープ類、パン、各種レトルト食品、惣菜、魚介練製品、ハム、ソ  
ーセージ類、調味料、粉状・液状・粒状のサプリメント等が挙げられる。また、配合方法  
も特に制限されず、各飲食品の製造方法にしたがって、他の原料と一緒に混合すればよい  
0046】  
上記飲食品における本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物の配合量は、上記の有効摂取  
量に基づいて適宜設定することができるが、通常、飲食品100質量部当り、0.1〜5  
質量部が好ましく、1〜25質量部がより好ましい。  
実施例】  
0047】  
実施例1>  
表1に示す配合により各原料を配合して、打錠機によりA〜I(実施例)、J(対照例  
、K〜L(比較例)の丸型錠剤(250mg/錠)を製造した。この錠剤は、硬度、崩  
壊性に優れ、打錠性も良好であった。  
0048】  
(
8)  
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表1】  
0049】  
50  
(
9)  
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次に、上記の各錠剤を用いて、以下の方法により育毛・養毛効果の評価を行った。すな  
わち、脱毛、薄毛の悩みを持っているボランティア成人(27〜52才)を各10人(男  
性5、女性5)の群に分けて、上記錠剤を10錠/日ずつ2ヶ月間摂取してもらい、以下  
の基準で育毛・養毛効果を評価した。なお、本試験期間において、体調、頭皮及び毛髪の  
異常を訴えるものはいなかった。  
0050】  
1)育毛効果  
試料摂取前後の毛質の変化について、下記の基準に従い4段階評価を行い、その平均値  
を求めた。  
点:毛髪のツヤ、張り、滑らかさ、太さにおいて十分な改善が感じられた。  
10  
点:毛髪のツヤ、張り、滑らかさ、太さにおいて明らかな改善が感じられた。  
点:毛髪のツヤ、張り、滑らかさ、太さにおいて僅かな改善が感じられた。  
点:毛髪のツヤ、張り、滑らかさ、太さにおいて改善が全く感じられなかった。  
0051】  
2)養毛効果  
試料摂取前後の洗髪時の抜け毛本数を比較した。抜け毛の本数については、試料摂取前  
後2日間において1日1回の洗髪時の抜け毛を回収・カウントしてその平均値とした。ま  
た、抜け毛本数の変化に応じて、下記の基準に従い4段階評価を行った。  
点:抜け毛の本数の減少が50本以上。  
点:抜け毛の本数の減少が30本以上、50本未満。  
点:抜け毛の本数の減少が10本以上、30本未満。  
点:抜け毛の本数の減少が10本未満、若しくは抜け毛の本数の増加。  
20  
それらの結果を表2に示す。  
0052】  
表2】  
0053】  
表2より、N−アセチルグルコサミンと魚類由来のコラーゲンペプチドの併用摂取(実  
50  
(
10)  
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施例A)では、それぞれの単独摂取(比較例K、L)と比較して有意な育毛養毛効果が確  
認された。また、N−アセチルグルコサミンと魚類由来のコラーゲンペプチドに加えて、  
キチンオリゴ糖、サメ軟骨抽出物、フコイダン、アンセリン、シムノールサルフェート、  
酵母エキス、海藻抽出物、若しくは海洋深層水由来のミネラルを加えることにより(実施  
例B〜I)、育毛・養毛効果が更に強化される傾向が確認された。  
0054】  
参考例1>  
表3に示す配合で常法に従い飲料を調製した。  
0055】  
表3】  
10  
30  
50  
0056】  
この飲料は適度な甘みを有しており、良好な味であった。本飲料は1日1本(100g  
を目安に摂取することが望ましい。  
0057】  
参考例2>  
表4に示す配合で常法に従いクッキーを焼いた。  
0058】  
表4】  
0059】  
このクッキーは味、食感に優れ、非常に美味しいものであった。  
産業上の利用可能性】  
(
11)  
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0060】  
本発明の経口摂取用育毛・養毛組成物は、容易に様々な飲食品に配合することができる  
ので、育毛・養毛効果が期待できる飲食品への応用が可能である。  
(12)  
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(
51)Int.Cl.  
FI  
A61K 31/575  
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A61K 36/06  
A61K 36/02  
A61K 33/14  
A61K 33/30  
A61P 17/14  
(2006.01)  
(2006.01)  
(2006.01)  
(2006.01)  
(2006.01)  
(2006.01)  
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A61K 35/80  
A61K 33/14  
A61K 33/30  
A61P 17/14  
(
56)参考文献 特開平07−132064(JP,A)  
特開2001−072582(JP,A)  
特開2001−048789(JP,A)  
特開2003−238597(JP,A)  
特開2003−081778(JP,A)  
特開2001−321121(JP,A)  
特開2003−246740(JP,A)  
特開2003−155218(JP,A)  
特開2002−338473(JP,A)  
特開平09−278629(JP,A)  
特開平02−503554(JP,A)  
(58)調査した分野(Int.Cl.,DB名)  
A61K  
A61K  
A61K  
A61K  
31/00−31/80  
33/00−33/44  
35/00−35/84  
38/00−38/58  

原文